Linux Ubuntu 16.04にRedMineをインストールしました。
RedMineは、チケット発行という行為で、行動すべき項目を管理していくソフトで、
特に、ソフトウェアのバグ修正の管理に便利です。
また、Subversionとの連携も考慮されています。
簡単にRedMineをインストールする方法として
https://github.com/farend/redmine-ubuntu-ansible
が公開されていますので、
この方法でインストールを行ってみた。
この方法では、データーベースは、PostgreSQLがインストールされます。
そして、設定ファイルは、
/var/lib/redmine/ にありますので、修正していきます。
チケットを発行した時など、他の人にメールを自動的に送信する機能がRedMineに
ありますので、その機能を使用したい場合なのですが、
このサーバー自身にメール送信の機能を持たせれば良いのですが、
グローバルIPは、固定されていないし、
という事で、gmail のアカウントを取得し、
gmailに対し、メールを送信する様にしました。
config/configuration.yml にメールサーバーの設定があります。
gmail のアカウント情報を書き込みます。
......
smtp_settings:
enable_starttls_auto: true
address: “smtp.gmail.com”
port: 587
domain: “smtp.gmail.com”
authentication: :plain
user_name: ???????@gmail.com”
password: “?????????”
......
gmail 経由でメール転送となるので、実際に送信してみて、
gmailにブラウザでログインすると
セキュリティーのワーニングが表示されます。
指示に従って無視する様に、設定します。
RedMineのバックアップ
RedMineを運用していくとなるとバックアップが必要となります。
RedMineのバックアップ = PostgreSQLのバックアップです。
ユーザー postgresで操作するとバックアップが問題なかったので、
まず、postgres でログイン出来る様に、passwd postgres を実行し
パスワードを設定します。
postgresでログインし、
pg_dump redmine > BackupFile
で、データーベースのバックアップを行います。
または、
#!/bin/sh
today=$(date “+%Y%m%d”)
pg_dump redmine > redmine_${today}_backup
というスクリプトを実行すると
redmine_20170719_backup という名前のファイルが出来ます。
あと、チケットの添付ファイルは、
/var/lig/redmine/files/ にありますので、pg_dumpで作ったファイルと
このファイルも、他のメディアにバックアップします。
あと、RedMineからSubversionのレポジトリを参照する場合は、直接フォルダー指定として参照出来ました。ただ、リポジトリのバージョンが古いとうまくいかない様です。