ANC-820TのGコード一覧表

■ Gコード一覧表

コード
機 能
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

各Gコードの解説


・ G00 位置決め:高速送り
指定フォーマット:G00X__Z__F__;
パラメータに設定された速度条件で自動加減速を行ないながら位置決めをします。
電源投入時はG00が設定されます。


・ G01直線補間:切削送り
指定フォーマット:G01X__Z__F__;
Fコードで指定された速度の0%より120%まで、パラメータに設定された加減速時間で加減速を行いながら移動します。
速度指定は毎分送りと毎回転送りがあります。
又、Fコードは、次に新しいFコードが指定されるまで前回の値を保持しますので、毎回指定する必要はありません。


・ G02/G03  円弧補間
半径R指定フォーマット : G02/G03 X__Z__R__F__;
I-K座標指定フォーマット: G02/G03 X__Z__I__K__F__:
Fコードで指定された速度の0%より120%まで、パラメータに設定された加減速時間で加減速を行いながら移動します。
又、Fコードは、次に新しいFコードが指定されるまで前回の値を保持しますので、毎回指定する必要はありません。
X、Z(任意の2軸)を2軸とも省略すると真円になります。
(この時はI-Kで中心を指定します)
移動方向は、G02なら時計方向に、G03なら反時計方向に動きます。


・ G04 ドウェル(タイマー)
指定フォーマット: G04 X__ ;
停止用のタイマ-機能で、アドレスXに続く数値で時間を設定します。
設定範囲は0~9999.999 sで、最小単位は1msです。


・ G20/G21 インチ指定 / ミリ指定
指定フォーマット:G20 / G21
G20はインチ, G21はミリで単位を指定します。


・ G24/G25  主軸速度変動検出オン / キャンセル                                              
指定フォーマット: G24 P__ Q__ R__  主軸変動検出オン
                  G25              主軸変動検出オフ
主軸速度の変動をチェックします。


・ G26  ワーク原点復帰
指定フォーマット:    G26
                     G26 X0  Z0
G92(座標系設定)にて設定された座標系の各原点へパラメータに設定された速度 (G00) で自動加減速をしながら移動します。


・ G27  リファレンス点復帰
指定フォーマット: G27
                  G27 X0 Z0 ;
G92(座標系設定)を設定した時の各位置へパラメータに設定された速度(G00)で自動加減速をしながら移動します。


・ G28  機械原点復帰
指定フォーマット:G28
                 G28 X0
                 G28 Z0
原点復帰のパラメータに設定された速度、原点検出方法で自動加減速をしながら復帰します。
(軸が指定された場合は、何か数値を入れて下さい。)
サーボモーターに設定されていて、以前に原点復帰が完了している場合は、内部の位置カウンターの、0の位置に戻ります。


・ G33  ネジ切り
指定フォーマット:G33  Z__ F__ K_ B__;
                 G33  X__ Z__ F__ K_ B__;
主軸エンコーダ信号に同期してネジを切ります。


・ G36/G37  自動工具補正 X/Z方向
指定フォーマット:G36 X_
                 G37 Z_
指令値を与えて、工具を測定位置に移動させ、そのときの座標値と指令値との差分を自動的に計算し、工具オフセット量に反映します。


・ G40/G41/G42  刃先R補正キャンセル/刃先R補正左側/刃先R補正右側
指定フォーマット:G40  X__ Z__ ;刃先R補正キャンセル
                 G41  X__ Z__ ;刃先R補正左側
                 G42  X__ Z__ ;刃先R補正右側
これらのコードはモーダルです。
Tコードの下2桁で指定されたオフセット番号により、パラメータに設定している工具オフセット及び刃先Rオフセットと刃先方向が決まります。
刃先R補正量は、刃先Rオフセットと刃先R磨耗量を合わせたものとなります。
オフセット番号0に対するオフセット量は、常に0を意味します。0番に対するオフセット量を設定することはできません。
これらによりG41の場合は進行方向左側に、G42の場合は進行方向右側に刃先Rの中心が補正されます。


・ G50 工具交換位置復帰
指定フォーマット:G50
工具交換位置へ高速で移動します。


・ G53  機械座標設定
指定フォ-マット:G53
ワーク座標系を機械座標系に合わせます。
G92、 G54~G59を指定するまで有効です。


・ G54~G59  ワーク座標設定1~6
指定フォーマット:G54 (G55 ,G56, G57, G58, G59 )
パラメータに指定された位置をワーク原点とする座標系を設定します。
パラメータには、機械原点からの値を設定します。実行すると現在値表示が新しい座標系で表示されます。


・ G60~G62  ユーザーマクロ
指定フォーマット  : G60 (G61,G62)  A__  B__  C__  D__  E__  L__  R__ U__ V_ W_ :
データ範囲  :  -9999.999 ~ +9999.999
ユーザーが任意に定義できる固定サイクルで、G60、G61、G62の3種類を定義する事ができます。
G60~62は、これらの固定サイクルを呼び出すコードです。


・ G63/G64  外部減速停止(高速)/ 外部停止(低速)
指定フォーマット  : G63 (G64)  X__ Z__ N__ F__:
パラメータに設定された入力信号に従って減速停止を行ないます。
但し、減速停止信号が入力される前に指定された移動データが完了した場合は、データを優先して停止します。
Nを指定した場合、減速停止後、指定されたN番号のブロックから実行します。
Nが指定されなかった場合は、次の行を実行します


・ G68 ミラーイメージオン
指定フォーマット  : G68 ;
これを指定すると、X軸の対称切削を行ないます。
座標値は対抗刃物の座標値に変化し、X軸の方向がG69を指定されるまで逆になります。


・ G69 ミラーイメージキャンセル
指定フォーマット  : G69 ;
これを指定すると、G68指定を無効にします。


・ G70 仕上げサイクル
指定フォーマット  : G70 NS(ns) NF(nf);
ns:仕上げ形状のブロック群の最初のブロックのシーケンス番号
nf:仕上げ形状のブロック群の最後のブロックのシーケンス番号
G71,G72,G73で荒削り切削を行った場合、これを指定すると仕上げ切削を行います。


・ G71 外形切削サイクル
指定フォーマット  : G71 D(Δd) E(e) NS(ns) NF(nf) U(Δu) W(Δw) F(f) S(s) T(t) ;
これを指定すると、外形荒削りを行います。


・ G72 端面切削サイクル
指定フォーマット  : G72 D(Δd) E(e) NS(ns) NF(nf) U(Δu) W(Δw) F(f) S(s) T(t) ;
これを指定すると、端面荒削りを行います。


・ G73 輪郭サイクル(閉ループ切削サイクル)
指定フォーマット  : G73 I(Δi) K(Δk) D(d) NS(ns) NF(nf) U(Δu) W(Δw) F(f) S(s) T(t) ;


・ G74 リジット逆タッピングサイクル/逆タッピングサイクル
主軸にサーボモータを使用して、Z軸+主軸で補間動作を行い、高速なタッピングサイクルを行います。
または、主軸にインバータモータを使用する場合は、主軸倣いのタッピングサイクルを行います。
指定フォーマット:G74 X_ Z_ R_ P_ F_ E_


・ G75 穴あけ循環サイクル
指定フォーマット  :G75 {Xn|Un} {Zn|Wn} {In} {Dn} {Kn} {En} {Fn}
穴あけ加工を行います


・ G76 ネジ切りサイクル
指定フォーマット:G76 MRA((m)(r)(a)) E(Δdmin) D(d) {X(x)|U(u)} {Z(z)|W(w)} R(i) K(k) I(Δd) F(l)
これを指定すると、複合形ネジ切りサイクルを行います。


・ G77 外形内径切削固定サイクル
(1)ストレート切削サイクル
     指定フォーマット:G77 X(U) __ Z(W) __F __
(2)テーパ切削サイクル
     指定フォーマット:G77 X(U) __ Z(W) __R___F __ ;


・ G78 複合形ネジ切り固定サイクル
(1)ストレートネジ切りサイクル
     指定フォーマット:G78 X(U)__ Z(W)__ F__ Q__ L__ J__ K__:
(2)テーパネジ切りサイクル
     指定フォーマット:G78 X(U)__ Z(W)__ R___ F__


・ G79  端面切削固定サイクル
(1)正面切削サイクル
     指定フォーマット : G79 X(U) __ Z(W) __ F __;
(2)テーパ切削サイクル
     指定フォーマット : G79 X(U)__ Z(W)__ R__ F__;


・ G80 固定サイクルキャンセル
指定フォーマット : G80 単独指令のみ可能


・ G83(深穴あけサイクル)
指定フォーマット:{G90|G91} {G98|G99} G83 {{{Xn} {Zn}}|{{Un} {Wn}}| {Rn} {Qn} {Fn} {En}{Dn}


・ G84 リジットタッピングサイクル/タッピングサイクル
主軸にサーボモータを使用して、Z軸+主軸で補間動作を行い、高速なタッピングサイクルを行います。
または、主軸にインバータモータを使用する場合は、主軸倣いのタッピングサイクルを行います。
指定フォーマット:G84 X_ Z_ R_ P_ F_ E_


・ G90/G91  アブソリュート/ インクリメンタル
指定フォーマット : G90  G00 /G01 /G02 /G03  X__ Z__ —-  ;
                  G91  G00 /G01 /G02 /G03  X__ Z__ —-  ;
                  G00 /G01 /G02 /G03  U__ W__ —-  ;
移動量の指定には、つぎの2種類があります。
G90(アブソリュート)  :機械、又はワーク原点を基準とした座標値を指定する絶対値方式
G91(インクリメンタル):現位置を基準として次の点までの移動量を指定する相対値方式


・ G92  座標系設定 / 主軸クランプ速度設定
(1)座標系設定
     指定フォーマット :  G92 X__ Z__ ;
     工具のある点、例えば刃先先端が指定の座標(x、z)となるような座標系が作られます。
(2)主軸クランプ速度設定
     指定フォーマット :  G92 S___ ;
     周速一定制御の主軸最高回転数をrpmで指令することができます。
     周速一定制御を行っている時、上記指令で指定した値(s)より大きな主軸回転数になる時、主軸最高回転数にクランプされます。


・ G94/G95       毎分送り (mm /min) /毎回転送り (mm /r)
指定フォーマット : G94 /G95
電源オン時はG94になります。


・ G96/G97  周速一定制御 / キャンセル
指定フォーマット :G96  S__
                  G97;
G96は端面の切削速度が一定になるように主軸の速度を制御します。
G97はキャンセルします。
電源投入時は、G97になります。


・ G98/G99  イニシャルレベル復帰/R点レベル復帰
指定フォーマット:G98 イニシャルレベル復帰
                G99 R点レベル復帰
G84,G74との組み合わせが可能です


・ R/CコーナーR / 面取り
指定フォーマット :G01  X__C(R)__ F__;      G01 Z__R(C)__F__;
直線-直線のブロックの間に、コーナーR又は面取りのブロックを挿入します。



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